日々の日

主にプラモデルの制作録

現実世界との乖離をいかにせん

どうも圭介です。今日は通院日でした。ということで病院日記のお時間です。前回の記事でスランプ気味と書きましたが、まだ、そのトンネルを抜けきれていないですね。果たしてどうなることやらです。
さてさて、今日はポカポカ陽気の中を原付で病院へ。通院は4週間ぶりでした。
さっそく、診察の様子から。まずは医師から「どうですか?」との問いかけ。いつもは、「特に変わりありません」とか「ちょっとよくなって来ています」ですましているのですが、今日はちょっと症状が出ていること、そして現実感が薄いこと、思考力が鈍っていて頭がぼーっとしているということ、これらを話すと、「あ、そうですか」とすこし意外そうな表情を見せてカルテに書きこんでいました。
症状を書くのは、なんだか恥ずかしい部分もあるのですが、これは闘病ブログ(!?)でもあるので、つまびらかにしておきます。現状症状は、3つあって、�関係ない単語が思い浮かんでくる(入浴中が一番多い。5分に一回程度)。�散歩中、あるいは原付で移動中、無意識に目にはいった看板の文字等が30秒後くらいにフラッシュバックする(無意識のうちに脳が興奮しているためか)。�目をつぶると奇妙なイメージが浮かび上がってくる(キノコ状のものだったり、ピストンみたいなものがウネウネ動いていたりする。私は芸術家でもないのでこんな症状は特に必要ない。あってもかまわんけど)。こんな感じです。入院中はもっと激しかったので、長期的には良くなってきています。あと私は、妄想とか、悪口を言われているような幻聴はないので出歩いたりはできるので、その辺は幸運ですね。
現状一番のネックは現実感が薄れていることです。この辺についてちょっと説明が必要でしょう。まず、私にとって「現実感が薄い」というのがどういう状態なのか、言葉を重ねて書いておこうと思います。抽象的になりますが、リアリティの重みが感じられない。それに、私の感覚と現実世界が接地している感じがしない。言い換えれば、がっつり四つ組みになっていないでツルツル滑ってしまう。あるいは、現実世界とのつながりが緩んでいて感覚としてダイレクトに伝わってこない、といった感じです。もう少し具体的に言ったほうがいいかもしれません。私は週一回障害を持った方、主に知的障害当事者のゆるい集まりに参加しているのですが、そこで、会話をしていても、私の目の前の人が、そこに存在しているという感覚が、差し迫ってこないのです。統合失調症であることを公表している芸人のハウス加賀谷は、薄い膜が張っていると言っていましたが、私の感覚もそれに近いのだと想像します。それは、よくある離人感とはちょっと違うのかなとも思います。私は発症してしばらくは、潜水艦で地中に潜り、潜望鏡から世界をのぞいているような感覚がありました。決してさわることができない、触れることができないというもどかしさがありました。それは裏を返せば確固たるリアリティが存在し、それが失われたという意識が存在したのだと思います。でも人と話すときは、浮上し、いきいきとした交流ができていた記憶があります。いまはリアリティ、それ自体は存在するが、色褪せている。そんな感じがしています。
それと、思考力が鈍くなっている点。これは自分が困る分にはまだ良いのですが、思考力は他者がどのように考えているか、感じているか想像する足がかりになるので、想像力の欠如によって他の人に対して戸惑わせてしまうこともありますし、礼を失することもある。この点についてはなんとかしたいものです。
いずれにしても、「今を生きている」というみずみずしい感覚、そして思考力、これらを取り戻すためには、時間をかけて脳が回復するのを待つしかないですね。適度に人と会い、日課をつくり、じっくり脳を発酵させ熟成させるようなイメージでしょうか。
さて、診察の話に戻りますが、医師から薬を変えることを提案、というか要請されました。私は2ヶ月前から、ゼプリオンというりスパダール系の注射剤に変更していました。この薬剤は、以前使っていたリスパダールコンスタの倍の4週間効果が持続するのですが、今回再びリスパダールコンスタに戻りました。医師曰く、副作用が報告されているとのこと。どんな副作用か聞くと、「公式な注意喚起には至っていないけれど」と、お茶を濁らせられましたが…。そんなわけで2週間に一回の通院に戻りました。
あ、それと障害者手帳をつくることにしました。障害基礎年金の書類上は2009年3月発症になっていて今年で5年目、6ヶ月の入院から退院して2年と9ヶ月がたちました。手帳を作るのはいくつか理由があるのですが、長期戦になりそうなこと、そしてこの競争社会から降りるためのアイデンティティを得ること、あとは瑣末なことですがバスの料金が半額になること等の実利的な理由です。近々、自立支援医療(精神通院)の更新があるので、一緒に申請するつもりです。年金を受けている場合、診断書は必要なく、年金証書で済むので。それも、一押しされた点の一つです。
とりあえず、一歩下がって二歩進むといった感じで、5年、10年かかるかもしれませんが、社会に自分の船を出せるまで、こつこつと成すべきことをやるだけですね。ではでは、2週間後に。