日々の日

イラスト×プラモデル

知的障害者グループホーム

 土日の知的障害者グループホームの勤務は精神的に辛い。一人行動障害が重い方がいて振り回される。知的障害というのは身体障害と違って目に見えにくい障害で、その人の問題行動を、障害ではなくパーソナリティーに還元してしまう。「この人の性格なんだ」とか。
 人間の幸福は相対的剥奪で決まるというのが社会福祉の考えで、だから同じに近づけようと、ノーマライゼーションなんていって、障害者も地域で普通の生活に近づけようとしているんだけれど、利用者さんと公園なんかに行って普通の人を見ていると、相対的剥奪感がボディーブローのように効いて、介護者の俺がキツイ。いきなり、自分の顔を殴りだす(自傷行為)利用者さん。大声(周りから見たら奇声?)を発する利用者。周囲の視線が刺さるような感じがする。もちろん俺が介護者として未熟なのが悪いのだけれども。
 公園で花見で浮かれている大学生を見ると、「おれは3年間土日なしで働いて、貯まったお金100万円、失った思い出プライスレス」等と感傷に浸ったりもするけれども、それは子供っぽすぎて、大人にならなくてはいけねえわけで。
 でも、出口がなかなか見えないわけです。正しいことと楽しいことどちらが真なのか、踏ん切りがつかなくて、「〜するべきだ」という思考で自分を縛っている。まさに独り相撲。でも本人は真剣なので笑えない。